太陽光発電やソーラーパネルのメリット・デメリットを理解して導入を検討しましょう!

太陽光発電がもたらすメリットとデメリットって?

太陽光発電のデメリット

1- 発電量がいろいろな条件に左右される

太陽光発電は、時間帯や天候などに影響される発電源

太陽光発電は日差しのある日中にしか発電しません。陽が沈んで夜になると、全く発電しなくなりますので、夜間は電力会社から供給される電力を使用することが、住宅用太陽光発電の大前提となります。
 
また日中でも曇天などは発電量が落ちますし、結晶シリコンの太陽電池は、猛暑の夏日のように気温の高いときは発電量が低下します。このように太陽光発電は、時間帯や天候、気候や温度環境などによって左右される不安定な発電源であるということは、太陽光発電のいちばんのデメリットと言えるでしょう。
 
ただ震災以降から、容量は大きくないものの、太陽光で発電した電力を貯めておける機器が紹介されるようになりました。今後こうした蓄電設備が低価格化に向かい、容量も大きなものが実用できるようなれば、夜間でも日中に発電した電力が使えるだけでなく、災害時の非常用電源としての活用が期待できます。

2- 従来型の発電方式とくらべ発電効率が低い

太陽光発電は、原子力や火力発電と比較すると発電能力が高いとは言えません。
テレビなどでもおなじみの経済学者池田信夫氏も、その発電効率の低さから原発一基分の発電量を太陽光発電でまかなうには、面積でいうと山手線の内側すべてにパネルを設置しなければならないと指摘しています。
発電効率の低さは、太陽光発電システムのデメリットと言えるでしょう。
 
ただし太陽光発電は住宅という施設と非常に相性のよい発電設備で、標準的な屋根の面積さえあれば、生活で消費される電力量をほぼまかなうことができます。
なお平均的な家庭の年間消費電力量は、4kwの太陽光発電システムの年間発電量と大体同じです。計画する場合は、容量4kwを目安にすると売電も多くなりおすすめです。

3- 太陽光発電システムの価格はまだ高い

太陽光発電はまだまだ割高な設備ですが、お金を生む設備でもあります。

太陽光発電システムは工業製品ですから、普及すればするほど価格は下がります。 実際太陽光発電システムは年々安くなっています。1993年にはじめて住宅用太陽光発電システムが登場したころにくらべると、現在の価格は6分の1程度にまで下がっています。
 
それでも一般消費者の感覚から言うと、太陽光発電はまだまだ割高な設備と言わざるを得ません。平均的に100万円台で導入できるようになったとは言え、国が目指す普及価格にはまだまだ届かないというのが実情です。
 
ただし、太陽光発電はお金を生んでくれる設備でもあります。たとえば当面使う予定のないお金が150万円あって、銀行の定期に預けているというなら、利回りという点では太陽光発電に投資したほうが得です。同じ150万円で車を購入しても価値は毎年目減りしていきます。太陽光発電システムは、ただ高いだけの贅沢品ではないことも事実です。

4- 定期点検を実施しているメーカーが少ない

太陽光発電システムは、国内大手メーカーは機器の出力保証に10年保証を設定していますし、外資系メーカーになると25年といった長期保証を設けています。ただしメーカー側で定期点検を実施するとうたっているところは少ないと言えます。
 
10年以上の長期保証は、定期点検が実施されてこそ生きてくるものです。なぜなら出力の低下をおこしていたとしても、その問題点をユーザー側が発見することは非常に難しいからです。
 
太陽光発電システムは、ユーザーのほうで、使用上とくに注意するようなことがほとんどない設備で、メンテナンスフリーとまで称される機器です。太陽光発電が、たしかにそうした一面を持つことは間違いではありませんが、配線経路のたった一箇所にあった問題で、出力低下しているという現場もけっして少なくありません。これを見つけるにはプロの手による点検がやはり必要です。
 
メーカーで点検を実施していなくても、設置業者側で定期点検を実施している場合があります。工事請負契約をする前に、「定期点検は、やってもらえるのですか?」と担当者に聞いておくことをおすすめします。

太陽光発電のメリット

1- 電気代が安くなる

余剰電力を売電できることは太陽光発電の大事な特徴!

太陽光発電が高くても、多くの方が導入を検討する理由は、電気代が安くなるということがあるからです。こうしたことはオール電化にもあてはまるのですが、太陽光発電の場合、余剰電力を売電できますので、電力会社から買った電力より発電して余って売った電力のほうが多ければプラスにもなります。とくに日中不在の家でこの現象がおきやすいのです。
 
しかも2009年11月からスタートした固定価格買取制度(こていかかくかいとりせいど)によって、余剰電力の買取価格(売電単価)はこれまでの約2倍にも跳ね上がり、これまで以上に黒字を出しやすくなっています。買取単価は年々下がってきていますが、24円/kwだった制度開始前の売電単価が、まだ37円/kwで推移しているのですから、太陽光発電を先行導入するメリットはまだ続いています。

2- 売電できる

太陽光発電は日中順調に発電しているのに、その時間家にいないため使わずに余った電力は、売電メーターを通り電力会社の系統にどんどん流れていきます。また家にいてもほとんど電力を使わなければ、余ったぶんは同様に電力会社の系統に流れていきます。これを売電と言います。
電気代が安くなるメリットにも重なりますが、売電できるということは、太陽光発電の大事な特徴でもあり大きなメリットです。売電ができなければ、太陽光発電はここまで普及しなかったはずです。
 
なお売電した電力量は売電メーターで計測されていますので、買電メーターとは別に金額が算出されます。そのため、電力会社から買った電力量と相殺されることなく、指定口座に売電額そのままがが振り込まれるようになっています。たとえ少額でも、その口座に振り込まれたお金は、発電システムがつくってくれた貯金となって10年、20年とずっと毎月増えていきます。
売電分だけで設備投資分のもとをとるというのは難しい話ですが、何もしないでお金が貯まるということは誰にとっても嬉しいことではないでしょうか。

3- 節電意識が高まる

太陽光発電システムは、定期点検していればメンテナンスに手間がかかりません!

太陽光発電を導入すると、モニターで発電量や売電量が確認できます。新しい機種だと売電金額までリアルタイム確認できます。こうした環境に身をおくと自然と節電意識が高まります。電力は目に見えるものではありませんから、節電しているつもりでもどれだけ節電できているか実感しにくいものです。しかし、モニターを毎日見ていると電力量に対しての感覚が変わるものです。

4- メンテナンスに手間がかからない太陽光発電・・・でも点検は必要

太陽光発電システムは、パネルを掃除したりといったことは必要ありませんし、電気配線などは業者でなければタッチできないものですから、利用者が直接手をかけたりメンテナンスをしたりといったことは必要ありません。このように利用者レベルで、メンテナンスに手間がかからないということも太陽光発電のメリットになります。
 
ただしこれは、素人が手をかけることができない部分が多いということや、長期間雨ざらしとなる機器にしてはトラブルがおきにくい設備だということで、「太陽光発電はメンテナンスフリーだから」といった説明を受けてもあまり信じないほうが良いでしょう。
『産業技術総合研究所(産総研)』が調査した太陽電池の不具合履歴によると、調査対象設備の約1割で10年のうちに発電量の低下がみられたということで、セル同士をつなぐ配線を固定するハンダの不良などが原因としてあがっています。太陽光発電はメンテナンスフリーな機器では決してありません。
 
メーカーによっては定期点検をすすめているところもありますので、その場合は利用することをおすすめします。またメーカーで定期点検をしていない場合でも、設置工事業者側で点検をしてくれる制度をとっている場合がありますので、契約前に確認してみてください。

5- 環境や資源の節約に貢献できる

*

太陽光発電は太陽光という、ほぼ無限かつ無料、そして誰にとっても公平に降り注がれるエネルギーを使って電力をつくるシステムです。化石燃料は有限であり、やがては枯渇する資源です。しかも価格は産油国の情勢などに大きく左右されます。原発の危険性は言うに及びません。
 
太陽光をはじめとする再生可能エネルギーだけで、すべての電力をまかなうことは、今のところ不可能ですが、エネルギーの「ベストミックス」を目指すことは現在世界規模で求められていることです。太陽光発電を導入することは、そうした流れに向かう一躍を担うことにもなります。
また太陽光発電を導入することは、地球温暖化対策に貢献することにもつながります。たとえば3kwの太陽光発電が1年間で発電する電力は、地域の日照係数にもよりますが、3300kwぐらいに達します。3300kwを普通に発電した場合のCO2の換算量はおよそ1200kgで、これはガソリン510リットル分の節約にも相当するものです。
 
太陽光発電は基本的に自分や家族のために導入するわけですが、その結果、環境や資源の節約に貢献できるということは素晴らしいことでしょう。

6- 微力ながら電力不足に歯止めをかける力になる

震災以降、原発の稼働停止によって電力供給不足が生じるといったニュースがよく報じられるようになりました。
 
計画停電になると主電源が切れて、さすがに太陽光発電でも、直流~交流の変換などもできなくなり使えなくなりますが、太陽光発電を導入する住宅が増えると、日中の電力不足や計画停電に歯止めをかけることに少しは貢献することになるでしょう。

7- 天災時や停電時の非常用電源が確保できる

*

太陽光発電でも、地震で停電になると使用できなくなりますが、太陽電池モジュールに日光が照射していれば屋根では発電がおこっています。この電力を取り出して利用するための機能はほとんどすべての太陽光発電で使えますので、災害で停電になった場合でも非常用電源として使えて便利です。
 
この機能は自立運転機能というもので、運転モードを自立運転に切り替えると、パワーコンディショナー付近に設置されている自立運転用コンセントが使えるようになります。あとはテレビやラジオなどを接続して使うわけですが、自立運転の電源は非常に不安定な電力であるため、使用に適さない機器もあります。また現在のシステムだと、最大1.5kWまでしか電力供給できません。
 
それでも災害停電によって完全に電力が使えない不便さはかなり軽減できます。 太陽光発電を設置したら、万一に備えて、自立運転用コンセントに接続するための、長めの延長コードを用意しておくと良いでしょう。

太陽光発電やソーラーパネルの無料お見積もりはコチラから

太陽光発電 一括見積もり .comでは、太陽光発電の見積もり、価格を無料で比較できます。太陽光がもらたすメリットやデメリットを理解した上で、工事にかかる費用の見積りや価格をしっかり比較できます。ソーラーパネル・ソーラー発電のメーカーを指定して見積を取ることも可能です。